ギャンは塗装直前でシールドの取り付け方法が決まらず足踏み状態。
気分を変える意味で、再販でやっと手に入ったコイツを仮組み。
実は中古も含めて長らく探していたんだけど、amazonでもものすごい値段がついていたのでなかなか手が出せず、昨年の再販でやっと入手できた次第。
膝関節のところで後ハメ加工が必要になるみたいだけど、それ以外の箇所は塗り分けが必要な場所がなく、非常に作りやすく塗りやすい良キットですね。
マスターグレードみたいなフレームがないので組み立ても楽ちん。形状も平面が多いので表面処理は淡々と進めていけば良さそうです。その分、ディティールアップとウェザリングに力を入れられるね。
以前作ったブロックヘッドもそうだけど、マックスファクトリーのダグラムシリーズは本当によくできているというか、モデラー思いな作りをしている印象。部品のランナーへの配置も極力迷わないように考えられているし、関節などの構造もあまり複雑になりすぎずに強度を保てる単純さが嬉しい。可動範囲もダグラムのプラモでそこまで欲しくない。むしろ強度がきっちりあって安心して飾れるほうが嬉しい。この堅実な作りはモデラー思いであると同時に、設計・製造に関わるスタッフのダグラムに対する熱い思いを感じる。
そして各部の形状はアレンジをきかせすぎず、プレーンな造形でまとめられている。ネット上の作例を見ても、リニアガンを構えるポーズが決まるように股関節の可動範囲を拡大した作例はよく見るが、プロポーションを大幅に修正した作例はあまり見ない。これが正解って言うことなんだろう。
実は旧キットのヘイスティも在庫してるんだけど、これはプレ値ついてると思うし、いつか老後にでも作るためにストックしておこうかと思う。