GフレームFA02弾のリックディアスを軽くレビューします。
パッケージとセット内容
フレームセットの内容はこんな感じです。
他のMSにも収録されている共通のフレームパーツは省略します。
背部バインダー2つとクレイ・バズーカ、ビーム・ピストル、ビームサーベルが付属しています。
バインダーパーツはガッツリ肉抜き穴が空いていますが、特徴的なディテールと捉えられないことはないですので、埋めないという選択もありかと。
クレイ・バズーカはグリップ部分が可動するのでポージングの自由度が上がります。
ジム・カスタムでは手首パーツ事態に角度がついていたのですが、このディアスのようにグリップが可動するほうが使い勝手が良いと思います。
アーマーセットもいつもの構成です。
ただし、背部ランドセルに接続するバインダーが付属していないので、ディアスの場合はアーマーセット単独では無可動の全身像を完成できません。
プロポーション
Gフレームの体型は、ジム系やザク系は割としっくり来るのですが、ドム系の重モビルスーツはやや横幅が足りない印象です。
側面から見ても、ディアスは胴体部分にもうちょっと前後幅がほしいところです。
共通フレームを使う限りしょうがないんですけどね。
あと、手首の付け根に軸が見えてしまうのが残念です。
ここは自作パーツ等で補えるとは思いますが。
バインダーはボールジョイントで可動します。
ビーム・ピストルははめ込みで固定することが出来、安定しています。
お尻部分の装甲に入っているディテールがいかにもGフレームらしい。
非常に嬉しいポイントとして、永野デザイン特有のギザギザパターンの付いたスネのフレア部分のディテールがあります。
ディアスとして非常に「映える」部分ですので、ここは塗装で強調したいところです。
可動
膝立ちポーズは出来ませんでした。
これは足の付け根と膝関節の可動範囲の制約ではなくて、足の付け根の前の装甲板の可動範囲の限界によってフトモモが曲がる角度が限定されてしまうからです。
左右方向への開脚はこんな感じです。
まあ十分と思います。
肩関節を前面に曲げ、右手首を内側に傾けて、クレイ・バズーカの両手での構えが可能です。先述の通り、グリップが可動するのでポージングに幅が出ますね。
アクションポーズ
ビーム・ピストルは当然、握り手で持つことが出来ます。
サーベルを構えさせました。
やはり手首部分の軸が見えてしまうのが気になる。
スタンドを使って浮かせてみましたが、この角度って永野護ディアスっぽくないですか?
塗装はしようと思いますが、肩アーマーに配されているスラスター部分の開口部はディテールが入っていなくのっぺりしているので、スジボリ入りのプラバンをセットするなりして見栄えをアップしたいところです。
スジボリもきっちり全身に入っていて、非常に塗装映えしそうです。
そんじゃまた。