前回更新からかなり時間がかかってしまったけど、なんとか完成できた気がする。
主な改修箇所は、首の短縮、肘関節の交換、胴体の延長と胴回りをちょっとだけ拡張、胴体中央の腕時計ベルトの意匠を下方向に延長、背中の3ミリ穴の撤去、足各部の肉抜き穴のパテ埋め、首部分、足首部分の軸のパテによる軸太らせ、あたりです。あと左手首は例のポーズのために、人差し指と親指以外をたたむ形で整形しました。ベルトの取付基部を削り取ってベルトと本体を近接させる定番の改造もやっています。
全体的に可動の拡大ではなくて、立ち姿の美しさを追求してスタイリングの調整を行いました。
前回作ったのはこの商品の発売直後で、スタイリングは全くいじらず、塗装もかなり雑だったのですが、あれから何十体も装動を作り、塗装についてもやり方がこなれてきたので、かなり良くなったんじゃないかと思っています。
左が当時もの、右が今回に作ったものです。
造形も新しい方が何というかみっちり詰まった感じもしますし、足のラインも自然になったように思います。
後ろから見たところです。
ツヤも前回に比べて抑えめにしてあります。
艶がありすぎると筆ムラが見えやすいというのもあります。
これで、装動・掌動あわせて96体目。
そんじゃまた。