そろそろ塗装に入りたい段階ですが、雨が続くのでチマチマと細かいところを追い込んでいます。
腰の左右のアーマーをスプリング接続にし、表面処理をするために一旦ディテールを削り落として、プラ材で再生しています。それと、わかりにくいですが、左手の握りこぶしは中央の穴が長方形になっていてすごく不自然なんですが、これをイチから作り直すのも大変なので、穴の部分の角にエポキシパテを詰めて、せめて穴が丸に見えるようにしてあります。ここはブラストロッドを握る以外の用途がないので、ブラストロッドのグリップが通るだけのスペースが有れば良いわけです。
右腕に接続している25mm機関砲もスジボリをタガネで彫り直したり、丸穴をドリルで掘り直してディテールが映えるようにしてあります。
ブラストロッドは最終的にこういう形になりました。
バックパックと接続するコードの接続部は元はプラだったのですが、強度不足で塗装したらパッキリ折れそうな感じがしたので、真鍮線で置き換え、本体に瞬間パテを詰めて固定してあります。真ん中は真鍮の管を通して強度を確保していますが、側面のディティールを抜いて、中が見えるようにしてみました。立体感というか情報量がアップしたと思います。
分解するとこんな感じです。
何か、このプラモのプラの材質が脆いような気がしたのでここまでやりました。
本当はグリップ部分も金属化したかったんですが、今回はここまで。
チューブでバックパックとつないでみました。
取付基部を真鍮線にしていなかったら、チューブのテンションがかかると、折れそうでヒヤヒヤするでしょう。
表面処理もあらかた終わったので、次回は塗装です。
やり始める前まではここまでやると思ってなかったのですが、やり始めたら手が止まらなくなるぐらいのめり込んでしまいました。キットそのものはそんなに出来が良いわけではないので、やはりデザインの魅力がそうさせたのだと思います。
惜しいところは、このデザインだと、せっかくメカメカしいデザインなのに、コックピットを見せられないってところですね。
1/35なら、そのへんを十分に凝ると、「小さいのに大きく見える」みたいな見せ方が出来るんですけどね。
ライデンアーマーも見つけたら捕獲したいと思っています。