ディティールアップ、マーキング、塗装全てに今の自分のできることとアイデアをすべて注ぎ込めたような気がするです。
まずはポージングは関節アルミ線接続にすることによって銃を構えて踏ん張ったポーズにしました。
合わせて、腰回りの装甲板は一度切り離して、角度を合わせてエポパテで再接着してあります。
そしてヘヴィマシンガンはユニオンモデル1/60の通常タイプのマシンガンを切断してショートバレルタイプに作り直し。
バックパックからフクラハギに伸びる動力パイプ的なパーツは、実はキット付属のものを破損してしまったので、どうしようか悩んだ挙げ句、アルミ線を芯にして、コトブキヤのモビルパイプの一番小さいサイズのものを通して代替しました。
塗装は基本色を塗った後、ドライブラシで輪郭を際立たせるようにしてあります。
そして今回の最大の最大のセールスポイントは、全身に散りばめられた黄色のギルガメス文字などのマーキング。
なんとハセガワの面追従シートをカッターでそれぞれの形にカッティングしてデカールの代わりに貼り付けてあるんです。
過去記事:HGUCゲルググキャノン トーマス・クルツ専用機 完成
(面追従シートをラインデカール代わりに使っています。)
今までラインデカール代わりには使ったことのある素材ですが、今回マーシィドッグはユニオンモデル1/60キットも持っていなかったのでデカールをどうすべきか悩んでいたんですが、思いつきでこの方法を試してみたら思いの外うまく行った感じがします。
正直、面追従シートは自分のプラモデル生活に欠かせないマテリアルになった気がしています。
デカールよりもそれぞれのマークの際(キワ)というか境界線がきっちり出るので、小スケールの割に見栄えが良いように見えます。
それと、ガシャプラボトムズの一連のATはゲンコツがかなり凹凸のない直方体の造形なので、今回はこだわりポイントとして銃の持ち手である右手はエポキシパテで指の一本一本を成形し、左手はノーマルのパーツにヤスリを入れて、指の一本一本を独立して見えるようにしてあります。はっきりいって老眼にはキツい作業でした(汗)
HGUCのF2ザクとの比較。やっぱりガシャって小さい。
そんな訳で、ガシャプラボトムズの3体目が完成しました。レッドショルダーカスタムもスタンディングタートルもそれぞれ色々なトライアルをした作品ですが、今回のマーシィはその2作よりも更に一段回上のトライが出来たかなと思ってます。