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中小企業診断士試験対策

【中小企業診断士ストレート合格者が語る】最重要科目 財務・会計を攻略せよ!(その2:対策編)

投稿日:2018年11月21日 更新日: この記事は約6分で読めます。


このページをご覧になってくれた本気の受験生の皆様、こんばんは。

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前回は診断士試験科目でも筆者なりに最重要科目だと思っている財務・会計を勉強する意義と攻略のコツについてお伝えしました。

まとめると、「財務・会計は1次・2次を通じて攻略に時間を要し、かつ合格のためには避けて通れない重要科目であるが、これを身につけることによって合格後の診断士活動の基礎体力とも言えるスキルを身につける土台を獲得し、そして攻略するためには恐れず計算問題にたくさん取り組み、また、企業活動のフローを財務的切り口で把握することに努めることである。」でした。

では、具体的に筆者がどの様な方法をとったのか?お伝えしていきたいと思います。

必ず解く。毎日解く。昼休み財務対策をルーチン化

まず一番におすすめしたいのは、なんのひねりもないけど「毎日やる」というクセ付けです。

過去問の計算問題を必ず1問から2~3問、お昼休みに解いてみましょう。月間20営業日でお昼休みも20回あるわけで、1回で3問解けば、60問。例えば平成30年度の1次試験の財務・会計は全25問のうち、計算を必要としない知識問題は第5問、第6問、第8問、第12問、第14問、第15問、第16問、第17問、第20問、第21問の設問2の合計10問です。(第22問の設問2も知識だけで行ける?)

残り15問は何らかの形で計算を伴う問題ですから、こちらを一つ一つやっつけていきましょう。1ヶ月60問ですから、大体4年分を1ヶ月でやれるはずです。もちろんお昼休み中に片付かなかったらお仕事が終わってからやっつけましょう。初学者はまず内容を理解して解くことが大事ですから、時間制限を掛ける必要はありません。とは言え、お昼休みは終わりの時間が決まっているので、スピード感を持ってやることになってはしまいますけどね。

財務対策のルーチン化

練習、大事ですよね

この対策の目的は計算問題に体を慣らすことです。計算問題はやっぱり取り組むのは億劫ですよね?ベタですけど慣れでハードルを下げるしかないんです。

財務特訓!千本ノック!

初学者と多年度受験生、勉強期間の長さにかかわらずイコールコンディションで勝負できる問題は何でしょう?

それは、出題者が受験生を揺さぶるかのような、過去問対策が通用しない初見の問題です。そして、そういう初見の問題は解答を放棄して他の問題に当たるべく時間を節約したほうがいい「捨て問」の場合もありますが、逃げずに取り組めば得点ゲットで他者に差をつけるチャンス問題の場合もあります。

そして、そういう揺さぶり問題は、同時に難問でもあります。

前述の過去問対策はあくまで既出の問題への対応力を付けるためですので、筆者はこちらの難問対策は別の視点から取り組みました。

名付けて、「財務特訓 千本ノック!」これは、休日1日をまるまる財務対策のために充てて、受験生同士で3人から4人ほどで集まり、難問揃いの問題集TAC出版の「集中特訓 財務・会計 計算問題集」の問題を解きまくるという方法です。

筆者はこの問題集のおかげで財務会計を攻略できたと行っても過言ではないぐらい、取り組んだ意義を感じています。また、この問題集をやりきれば、2次試験にも十分に通用します。

こちらは筆者の記憶が正しければ難易度別にA~Dのランク付けがされており、CとDは本試験問題の難問レベル、または本試験を上回る難しさの問題が用意されています。

こちらを取り組む際、まずは「時間制限無しで自分が納得するまで、or これ以上取り組んでも仕方がないと思ってギブアップするまで 解く」形で取り組み、その後、「自分はこう思ってこの選択肢を選んだ」とそれぞれが参加者に向けて解説します。拙くても、解釈が間違っていてもOK。自分が解説可能になるほどまでに、その問題と向き合うのです。その後、回答と解説を確認して、自分なりに納得できたら次の問題に行きます。

上記のようなまったり進行ですから、千本ノックと言いながら、一日にこなせる問題数は10問ぐらいだったこともあります。そして、ひたすら難問に取り組むわけですから、一日終わった後は疲れてヘトヘトになります。

必死に財務!

正解できなくてもいいんです。考え抜く経験を重ねるだけで

この対策の目的は、難問・悪問が出題されてもある程度の対応力を発揮できるようになることです。この場合の対応力とは、「必要以上に動揺しない」「1次試験においては完全正解できなくとも近似値を求めて4つの選択肢を2つに絞る」とか「2次試験においては部分点をもぎ取る」といった、「悪条件でもしがみつく粘り強さ」を指しています。

視点を変えて、本を読んで理解する

診断士試験の科目では、予備校のテキスト一辺倒では対策に時間がかかって遠回りになる科目が幾つかあります。筆者の感触では、「経済学」「財務・会計」「運営管理(特に工場などの改善の部分)」などがそうでした。テキストを読んでも、過去問を解いても解説が頭に入ってこず、くり返し問題を解いてもなかなか正答率が上がらない。

こういう場合、別の視点から理解を試みることが結果として効率を上げる場合があります。

筆者の場合、学生時代に簿記2級を取得していたので、仕分けや試算表の問題はある程度対応ができましたが、一方で意思決定会計やキャッシュフロー計算書など大きな視点で企業の財務活動を捉える問題は考え方からしてわからず、勉強時間の割りに正答率が上がらない期間が続いていました。

先輩診断士のブログなどをサーチした結果、「ざっくり分かるファイナンス 経営センスを磨くための財務(光文社新書)」という本が適していることがわかり、また、新書なのでそれほどページ数も多くなく、サクッと読めそうと思ったので、早速購入して2~3日で読了。ファイナンスの全体像を文字通り「ざっくり」と理解することが出来、以後の勉強の効率が上がっていったのを覚えています。

財務対策に本を読む

楽しく読めちゃいます。が、ほどほどに。

この対策の目的は、わかりにくいファイナンスなどの論点を視点を変えてみることで、全体像を捉えて理解促進することです。

ポイントは、「時間をかけすぎない」「先輩診断士に助言を仰いだり、ブログなどを調べてオススメ本をすばやくゲットする」ということです。あくまで効率よく!

受験勉強を続けていると、時に頭の冴えがキレッキレになり、いろいろな本を読みふけってしまいたい気持ちになりますが、そこはグッとこらえて。読書の楽しみは合格後に取っておきましょう!

本日のまとめ

今回ご紹介した具体的な財務会計攻略のメソッドをまとめると、「計算問題への拒否感を和らげるため、少しずつでも毎日問題を解き、難問への対応力を身につけるために難しい問題集に取り組み、理解が難しい論点を多面的に見つめて全体像を捉えるために書籍などを活用する」でした。

本日はここまでです。最後までお読みいただきありがとうございました。

【中小企業診断士ストレート合格者が語る】最重要科目 財務・会計を攻略せよ!(その1:意味合い編)

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