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中小企業診断士試験対策

【中小企業診断士試験】勉強会には行くべきか?(その1:目的編)

投稿日:2018年11月1日 更新日: この記事は約8分で読めます。


このページをご覧になってくださった皆様、こんばんは。

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前回の記事では学習計画を立てるために筆者なりに取り組んだ方法をご紹介しました。

再掲すると「予備校の映像授業を流し見して全体像や注力ポイントを掴み、その後、本試験までの計画をエクセルカレンダーに割り付け、その学習計画を合格経験者にレビューしてアドバイスを仰ぐ」という感じでした。

本日は、中小企業診断士試験の勉強会に参加すべきか否か、参加する際の心構えについて2回に分けて筆者の経験から解説したいと思います。

いきなり結論からです。

特に初学者なら基本的には行くべき。ただし時間対効果を意識すべき。

勉強のやり方や、目指すべき到達点など、もちろん予備校でも教えてはもらえますが、講師という絶対的な上位の存在からの情報伝達である予備校とは違って、つい最近まで受験生だった合格者や、現在進行形で受験勉強を進めている受験生が主催する勉強会は、良くも悪くも「横から目線」でのアドバイスが得られ、予備校よりはカジュアルな雰囲気で情報提供を受けられるメリットはあります。

ただし、この記事と次回の記事でご紹介するように、得られるメリットと費やされる時間のバランスを意識して、勉強会という手段が自分の目的に合っているか、きちんと腹落ちして臨むようにしましょう。

そもそも勉強会ってどんなもの?

勉強会

大人になってからの勉強って楽しい。

「勉強会」・・・人によってはちょっととっつきにくい響きをもつ言葉かもしれませんね。もちろん人によっては「予備校もそうだけど、有志で集まって勉強するなんて学生時代以来だな。楽しそう」と思う人もいるでしょう。

中小企業診断士試験の勉強会はやはり本試験に向けて同じ思いを持つ受験生たちが集い、教え合い、助け合いながら合格に向けて進んでいく切磋琢磨のための場として存在します。基本的にはね。

また、診断士試験は特に論述形式の2次筆記試験には独特の癖があり、また出題者側から模範解答・正解が公開されないため、情報集めが一つの大きなポイントになります。その意味で同好の士が集まる勉強会のような集まりは貴重な情報収集・情報交換の場と言えるでしょう。

それでは、そんな勉強会にはどのような種類のものがあるのでしょうか?筆者なりには、「合格者が主催する勉強会」「受験生同士で組織する勉強会」という具合に参加者の種類の軸で分けて考えると良いと思います。何故、わざわざ種類を分けて捉えるかというと、それぞれの種類によって参加目的を明確にする必要があるためです。

合格者の主催する勉強会では合格者のアドバイスを貰いに行く

アドバイス

アドバイスは真摯に耳を傾けましょう。

まずは、「合格者主催の勉強会」。勉強会としてはこちらが王道というか、基本でしょう。

先述の通り、初学者にとっては診断士試験とは謎が多く、何をどこまでやればいいのかわからない状態になりやすく、経験者から助言を得られれば心強いと考えるはずです。

多くの勉強会では、2次試験の事例問題を事前に解いてきて、その場に持ち寄り、設問などの解釈や、解答のプロセスなどを受験生が個々に話し合い、折を見て合格者が助言をするというような形式で進行するものと考えてよいかと思います。費用は会場を借りたり、消耗品を購入したりといったことにかかる金額を参加者で折半する程度の金額を考えておけばよいでしょう。(勉強会の運営方針にもよりますが、1回500円~1,000円程度でしょうか。)

以前のブログにも書きましたが、中小企業診断士として活動している人たちはそもそもが中小企業の経営者に助言をするという志を持つ人種のため、相手の役に立つことに前向きである人が多いです。基本的にはね。その中でも、ボランティア精神で勉強会を運営するようなタイプの人は、より初心者へのアドバイスを送ることに積極的であると思って良いでしょう。

主催者側としても、参加した受験生がその後合格者となり、登録要件を満たして中小企業診断士となったとき、同じ診断士として一緒にお仕事をしたり、情報交換をできる貴重な仲間になってくれるかもしれないという期待を持って力を貸してくれるはずです。

参加目的は合格者からもたらされる情報を得ること!

予備校の勉強、勉強会への参加、自習、それぞれ漫然とやっていたら普通の人はストレート合格できません。

合格者が主催する勉強会に参加するなら、この謎の多い診断士試験を突破してきた合格者たちが、どのような方法で、何を考え、試験に臨んだのか、積極的に質問して、情報を得ることに注力すべきです。たしかに予備校の講師の方も、教えるプロの立場から貴重なアドバイスをくれますし、それは大事にすべきです。一方で、勉強会を主催する合格者は、色々な年齢や立場、スペックの方が集まっているはずで、自分の属性と親しい合格者からのアドバイスを貰えるチャンスが大きいというメリットはあります。真摯に耳を傾け、力を貸してもらいましょう。

因みに筆者の場合は、1次試験の詰め込み時に「ここで覚えたことを2次試験まで覚えていられるんだろうか?」と心配になっていたことがあるのですが、勉強会で合格者の方に、「2次試験で利用すべき1次試験の論点は実はそれほど多くはない。2次は2次で、と考えても大丈夫」というアドバイスを頂き、かなり気が楽になったことを覚えています。

2次試験の模範解答は公開されない。だから複数の合格者の最大公約数的な解釈はお宝なんです。

上記合格者からの情報をもう少し具体的に言うと、ここに集約されます。合格者一人だけの再現答案から得られる情報よりも、複数の合格者の再現答案を見せてもらいましょう。必ず合格者たちが共通して書いている論点やキーワードがあるはずです。この最大公約数的なポイントを知ることが、受験生を合格に導く貴重な情報資産となります。ありがたく仕入れさせてもらいましょう。

受験生同士の勉強会はガッツリ長時間やれる!相互監視でサボり防止も!

では、合格者のいない、受験生同士の自主的な勉強会は意味がないのでしょうか?筆者はそうは思いません。試験合格という同じ目標に向かって走る受験生同士、教えあって切磋琢磨できる、前向きな時間を過ごせると思います。基本的にはね。

具体的な活動内容としては、やはり2次試験の設問の分析や、解答プロセスのディスカッションが中心ですが、「ただみんなで集まって自習」というパターンも、特に1次試験対策ではあるようです。

受験生同士なら長時間でも大丈夫。気兼ねなくリラックスしてやれる。

合格して診断士となった人は、特に1年目なら、研究会への参加や実務従事などいろいろな活動に参加したいという気持ちもあるでしょう。それ故、受験生への助力に延々と付き合うのは難しいはずです。てか、受験勉強からやっと開放されたわけですし、趣味などにも時間を割きたいというのもあるでしょうし(笑)そんな事を考えると、やはり時間的な部分では、一定の節度を持って助力を頼むべきです。

しかし、受験勉強にリソースを大量投入できる・すべき受験生同士で集まれば、可処分時間の大半を投入してガッツリとディスカッションや自習ができるわけです。1次試験の頻出論点で、自分の理解が曖昧なところを、人にわかりやすく説明することで理解を深める様な機会として利用してもよいわけですしね!

意外に大きい、相互監視のメリット。

合格者主催の勉強会が練習試合なら、受験生同士の勉強会は通常の基礎練習と言えます。

例えば有志の3~4人で集まって、「今日は1次の過去問解きまくろうぜ!」と決めて、半日ぐらい図書館にこもって勉強しまくるのも良いでしょう。メンタルが強い人ならば、一日中机に向かってピクリともせずに自主練を続けられるでしょうが、「普通の人」はやっぱりそうは行きません。しかし、1人でやっていたらスマホが気になって集中できないような場面でも、同じ立場の人が自分の正面に座って手を動かしていれば、「いやいや、ここで力抜いたら恥ずかしいでしょ」という気持ちになって、なかなかサボれなくなってきます。

この窮屈さを味わうために、わざわざ集まって机に向かうのです。

ダメな二人

これ、ダメなパターンでしょ。

もちろん、長時間集中しすぎると効果もだんだん落ちてきますので、適宜「じゃあ、アイスでも食べに行こっか。15分だけね」という具合に休憩を挟み、また自習に戻っていきましょう。スタート時間と終了の時間を決めること、適宜休憩を挟むこと、などの大まかなスタンスを合意しておくと良いでしょう。

本日のまとめ

勉強会の種類と特性についての筆者からの解説は、「合格者主催の勉強会は貴重な情報を得られる場として有効活用すべきで、受験生同士で運営する勉強会は長時間ガッツリ取り組める空間として、またうかつにサボれない切磋琢磨のための場として、それぞれの目的をはっきりさせて参加すべき」ということです。

次回の投稿では、そんなメリットのある勉強会に「参加するときの注意点とは何か?」について筆者なりにご説明したいと思います。必ずしも勉強会に参加する必要が受験生全員にあるわけではありません。

本日はここまでです。最後までお読みいただきありがとうございました。

■関連記事■

◆2018/11/8 【中小企業診断士試験】勉強会には行くべきか?(その2:注意点編)

-中小企業診断士試験対策

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