細かい部分の塗装方法に悩みながらなんとか完成。
定番の膝と肘関節の丸穴を埋める加工と、胴体の1ミリ延長とフクラハギの肉抜き穴の塞ぎは今回もやっています。あとは、ベルトの接続部を超音波カッターで削り取ってドライバー部分と胴体の距離を縮めていい感じにしてあります。ゼロワン系はこの作業は必須と思いますね。
ただ、今回の見せ場はなんと言っても塗装です。
全身のメタリックレッドは、Mr.カラーGXのメタルレッドを下地に塗り、その上からガイアのクリアレッドを希釈して被せています。最初はマスキングで塗り分けようと思ったけど、一部はマスキングテープが入り込まない場所があるということと、時間が果てしなく掛かりそうでストレスが溜まりそうだったので、オール筆塗りで塗り分けることに。
そして、一番苦労したのが胸の中央から放射状に伸びる白いラインです。
胸のセンター部分の地球儀のようなところは流石にシールを使いましたが、それ以外の白いラインは極細の面相筆で全て描いています。塗料の希釈濃度は筆が塗装面に引っかからないように、かつ、きちんと色が乗るようなちょうどいい塩梅のところを狙いつつ、脇を締めて筆先が震えないように注意して、思い切って一気に描ききる、という感じ。ガイアのアルティメットホワイトを使いました。
完全な左右対称にはなっていないけど、遠目から見ればそれほど悪くないと思います。
このヘルライジングホッパーが登場した劇場版は映画館に観に行きましたが、大人向けと言っても良い深いストーリーで、このフォームも或人の苦悩が具現化したような、狂気を孕んだ造形で、非常に印象深かったですね。
次はアークゼロあたりやろうかと思っています。
そんじゃまた。