久々の更新ですが、EXCEED MODEL ZAKU HEAD(ザクヘッド)です。
いや~~~久々に塗装を楽しんじゃいましたよ。今回は「いずれまた作るボトムズ系のプラモの習作として、シリコーンバリアーによるチッピングを試してみる」が一番やりたかったことです。
まず造形部分でのポイントは、動力パイプ部分にエポキシパテでシーリング状のディティールを追加しました。なんとなく布でシーリングしているように見えるでしょうか?これをやらないとパーツ間がスカスカに見えてしまうので、これだけ大きなサイズのモデルを作る場合はやっておくべきかと思いました。それと、後頭部にアンテナを追加。ちょっとした改造ですが密度感はアップしたかと。
あとは額の部分にリベットを追加。このリベットの追加工作は、リベットを張り付ける場所にピンバイスでちょっとしたくぼみを作ってから貼り付けます。ブロックヘッド製作時に見つけたテクニックですが、これからも使いっていきたいなと思います。
そして今回の目玉は塗装です。なぜ練習台としてこいつを選んだかといえば、「大きいから失敗をしてもリカバーしやすいので思いっきり行ける」「500円だから失敗を恐れず思いっきり行ける」ってことです。万一しくじってもまた買いなおせばいいわけですしね。近所にも売ってるし。
で、下地にはガイアカラーの15番「フレームメタリック(2)」に、同じくガイアカラーの121番「スターブライトシルバー」をちょっと混色して塗り、その上からシリコーンバリアーを筆で塗り込み、さらにその上から基本色としてミスターカラー340番の「フィールドグリーン」にガイアの35番「純色イエロー」をちょい足ししたもので重ね塗り。その後、ヤスリを掃除するための固めのブラシでエッジ中心に上層のグリーンを剥がします。←この作業、時間を忘れてずっとやっていたくなるぐらい楽しかったです。
その後は、リアルタッチマーカーやら油絵具やらで面の情報量を上げる方向でフィルタリング。おっとその前に、チッピングが終わったところでつや消しトップコートで塗膜を保護する工程もありました。
今年は1体1/24のタートル系を作ろうと思ってるんですが、その仕上げのためのいい練習になったかなと思います。やる前は「シリコーンバリアーの塗り加減によっては剥がれすぎて目もあてられない出来になるんじゃないか」とか想像してなかなか手を出せなかったんですが、案ずるより産むがやすしというか、まずは何でも体験してみて「どの程度のものか」を知ることが大事ですね。この塗装法にハマる人がたくさんいるのもわかったような気がします。
今日はここまでです。